ダメな一目惚れ (ページ16)

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本物ページ16

ジミンside

ぐがの卒業式にみんなで行ってあげようってなって、ぐがのところに行った的ちょうど話してるみたいで、でもちょうど死角だったから相手が誰だかは見えなくて

見えた時には驚いた

ジミン「Aちゃん？？」

テテ「ほんとだ！」

ホビ「Butterflyー！！」

ジン「わーー、本物か」

Butterflyはどんどんどんどん売れていったからほとんどの人は名前だけでも知ってる。って状態にまで上がってきた

ジミン「かわいいなぁ」

ユンギ「なんていった？？」

ジミン「ううん！人多いなぁーって笑」

もしかしたら近くで見れるのかなって思ったんだけど

僕たちが近づいた時にいそいで、ペコってしていなくなっちゃった

ナム「あ、いなくなった」

グク「そりゃあ6人の男がゾロゾロ来たらねー？」

グク「僕行ってくるね」

※ここは現実とちょっと変えます

講堂で行われる卒業式に7人で向かって、

7人で写真撮影して

ボディガードさんに守られながらやっと

式が始まった。

ぐがのとなりはAちゃんか。

「グク、顔をこっちに向けないで聞いて欲しい」

グク「うん」

「ほんとにありがとう」

グク「え？」

「あの日ライブに行けたこと。あんなに嬉しい言葉を言ってくれたこと。ずっとどんなことにも祝ってくれたこと」

「グクがいなかったら目標をなくしてた。」

「ほんとに……ほんとにありがとう」

グクとあの子が話してるのか？口だけパクパクしてて

あの子の目から、スーーッと涙が垂れてた

グガはそれを一瞬だけ見て

下を見て微笑んでた

ステージの上に上がる時は人数が決まってて

Aちゃんとグガは隣なんだ

Aーーーーーーー！！！

グクーーーーー！！！！！

ギャーーーーーーーーーーーー！

ふたりが来た瞬間から叫んでる声が止まらなくて

ジミン「うわぁすごい」

あの子はグガの隣に並んでも全然違和感もなく、どちらかというとお似合いになるんだと思う、

グガより小顔で、目もクリっとしてて

雰囲気から優しそうで。

ちょっと羨ましいな
グガが。