ダメな一目惚れ (ページ21)

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ごめん。ページ21

グクside

楽屋挨拶に来た時、

Aだけまだ準備が出来てなくて

間に合ってないんだな～って呑気に考えてて

順番は

Butterflyが最後から2番目。

最後に僕達だった。

Butterflyがステージが降りる時。僕達は待機してるからすれ違うことになる

おつかれって、。頑張ったね。って言おう

そんなこと思ったのに、楽屋にいて

ジン「あれ？あの子いないね」

ユンギ「ほんとだ」

ホソク「グガーーなんで？？」

グク「え？？？？」

スタッフ「移動です！」

全員「はい」

ステージの横についた時こうかいした

ねぇなんで君はさ、ステージの横からそんなに泣きながら歌って踊ってるメンバーを見てるの？？

歌詞。僕にピッタリって言ったけど。ほんとにそうだよ。でもさ、それはAの歌声で聞きたかった。今この歌詞が響いてるのはAじゃんか

「うぅ……泣」

グク「なんだよ。」

ナム「グクやめろ」

グク「なんで！！！なんで！！Aがここにいるんだよ！！！僕ってそんな頼りないかな。僕はこの歌をAの歌声で聞きたかったんだ！！！ステージに立ってるAを見るために楽しにしてたんだ！！！なのに！なんで！ここにいるんだよ」

「……ふぇっ……うぅん……泣」

彼女の呼吸も苦しそうに泣いて、それをジミニヒョンが後ろの背中から撫でて落ち着かせてて。

全てが気に入らなかった。

僕もジンヒョンに後ろから止められて。

あっという間にButterflyの発表は終わってしまった。

たくさんの歓声。

メンバーたちの嬉しそうな声。

でもBTSに聞こえてくるのはAの泣き声だけで。

ソア「A…………ごめん……大丈夫??」

「うん……」

メンバーさんに支えられて歩いてる彼女の足は、

支えてもらってるのに立つのもやっとなのか。歩く度に

ガク。ガク。って痛そうに体を沈ませて、痛みの顔で苦しそうだった。

グク「あっ……あ、、」

ジミン「反省しろ。お前。」

ジミニヒョン怒ってる……そうだ。僕が悪い。

でも頼って欲しかった。僕には。