破片 ページ31
Youside
初めてグクがアメリカに行ったあの日から。
もう、さらに半年だったね。
グク……今日1年なんだよ。知ってた??
「なんで……なんでいないのかな」
〜〜〜〜〜♪
「もしもし?ぐく?」
ジミン「あ、えっと初めまして……」
「初めまして。」
ジミン「BTSのジミンです。グクが酔って僕の家に来ちゃって。グク送り届けたいんだけど」
「あー、住所は_____です」
ジミン「ごめんねこんな遅い時間に」
「いいえ、ありがとうございます」
「グクのバカっ……」
机の上にはどれもグクの好きな食べ物。
好きなお菓子も買ってきてて。
それと、グクヘ。っていう少し小さな手紙。
ピンポーン
「あ、ジミンさん??」
ジミン「初めまして」
サングラスしてグクを肩で支えてきたこの人はジミンさん
グクは、かなり酷く酔っていた。
「……っ」
ジミン「重いから中まで運んでもいいかな??」
「あ、はい!」
ジミン「ジョングガー」
グク「はいーー」
ジミン「僕はヒョンだぞーーー」
グク「うぅん……ねます」
「…………」
ジミン「あぁごめんね。」
ジミン「これって…………」
「……今日記念日だったので私が浮かれちゃってました」
ジミン「ちょっとだけ、食べてもいいかな??」
「はい!!」
ジミン「うん!うん!!ほんっっとにすごく美味しい!!!グギは幸せ者だなーーー」
こんなこと言ってもらえる私が幸せものだと思う。
ジミン「これ、、、いいの?」
手紙に目をやったジミンさん
「これは……これはいいんです」
私はそっと棚の中に隠した
ジミン「グクのことで困ったら僕に連絡して。」
「……はい」
ジミンさんの優しさは胸を締め付けて、今にも泣き出しそうだった
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作者名:一重 | 作成日時:2024年2月20日 22時