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我慢と限界 ページ42

ジミンside

大事な弟だから。大事な友達だから。

だからこの嫌な感情に名前なんてつけたくなかった


なのに、、今はこの感情に名前をつけるしかない


ジョングクが憎い。
そしてAちゃんが好きなんだ


Aちゃん、僕はどんな手を使ってでも君を探すよ。

その時は今よりもう少しだけ仲良くなりたい

僕はパクジミンで、釜山出身で...ってどーでもいい話したい


だから、待っててください。君を捕まえるまで。





1年後



ニュース「今日でButterflyのAさんの行方が分からなくなり1年となりました。なにか情報がありましたら提供をよろしくおねがい致します」




「1年か...みんなごめんね」




?「やっと...」




" 見つけた "






「......え?」








"見つけたのが僕でごめん"




"でも毎日探し歩いたんだ...もうこの世にいなかったら...とか不安で胸が締め付けられたよ"





"存在してくれてありがとう"




「.........ジミンさん.....」


ジミン「うん」




「なんとなく.....ジミンさんに見つかるんだってわかってました.....」


ジミン「え?」


「きっと私を見つけてくれるのは、グクでもなくてジミンさんなんだ。ってわかってたけど...泣」



寂しい




ギュ



ジミン「僕じゃ...僕じゃダメかな。」



「え?」



ジミン「僕だったら全部Aちゃんにあげるよ」


ジミン「僕の心も。体も。人生も。愛も。」


ジミン「グクみたいに揺らいだり、離れていかないよ」










ジミン「僕にしなよ」




あぁなんでジミンさんがないちゃうの






「...まだ、、グクのことこんなにも忘れられてないんです。見つけてくれるかもって期待するぐらいに」



「だからごめ」

ジミン「いいよ。」


ジミン「忘れろなんて言わないよ」




ジミン「僕とグガで揺れればいい」


ジミン「そしたらきっと惚れて貰えるように頑張るよ」




ジミン「君が幸せになる賭けだと思って」


「.........」


何も言わないで抱きしめられてるその背中に手をまわした。



この絶望が救ってくれる気がしたから

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作者名:一重 | 作成日時:2024年2月20日 22時

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