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いやでも本当にわかるんだよその気持ち


だってAが居るか居ないかで俺らに纏う空気がもう全然違うからさ


さすが姫と言ったところ





YG「··········なんだあれ」



「「「··········」」」



JM「··········揉めてる?」





倉庫の奥で言い争う声が聞こえて一斉にそっちへ気を取られた
俺も寝転んでいた身体を起こす羽目に···


ひとりの女がこっちに進もうとするのを
下のやつらが必死に止めてる意味不明な状況に俺たちの眉間に皺が寄る


相手が相手だからか
手を出せないそいつらがもどかしそうにイラついてるのが伝わってきた





JK「誰···あの女」


JM「見たことねぇな」


JN「いいことでは無さそうだな」





ついに静止を振り切ったその女はずんずんとこっちに歩いてくる


お前男だったら今ごろボコボコだぞ


格好は清楚そうなタイプのその女
でもその顔は·····全然清楚に見えねぇな


俺たちの前に止まったそいつは
周りを一瞥してまたこっちに視線を戻した





NJ「うちに何の用」





ヒョンの一言がまるで臨戦態勢かのように場に緊張が走った気がした


静かにじっとそいつを見る俺たちの顔はきっと警戒心の塊だったと思う




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作者名: | 作成日時:2024年3月27日 12時

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