◇ ページ25
【ジミンside】
「おはよう」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「おはよ⋯」
あらら、機嫌が悪い(笑)
もうこれだけ長い付き合いになると声を聞けばすぐ分かる。
目元が赤いから朝早くから泣いたんだろうね。
「おっ、お熱少し下がったね。」
体温計に表示された数字は37.5℃。
38度台からの脱却で少し安心した。
このままだと体力の限界迎えるんじゃないかって
ヒヤヒヤしてたんだよ。
「じゃあ今日の点滴始めるよ〜」
もう針は入ってるから、ほんとにセットするだけ。
ササッとやって⋯
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「やらない。」
「⋯え？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「この薬やめる。」
「えぇ⋯このお薬、治療にとっても大切だよって先生言ってたよね？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「知らない！やめるの！」
「わかったわかった、大きい声出さないの。ちょっと一旦落ち着こう？まだ繋がないから。ね？」
急に大きな声出して興奮し始めちゃったから
一旦落ち着かせるために点滴は机に置いて
ジョングクの隣に座る。
「どうしたの？急に点滴やめたくなっちゃった？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「⋯この薬始めてから体調悪いんだもん。」
「うん、しんどい日多かったね。今回はこれまでより少し強いお薬使ってるから、副作用も強いの。でも、その分お薬が効いてるよって先生とお話した時言ってたの覚えてる？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「⋯⋯もう熱やだ⋯足痺れるのもやだ(泣)」
「うん、やだよね。毎日ジョングガよく頑張ってるねって先生たちみんな褒めてたよ。」
褒められたってしんどい副作用が無くなるわけじゃないけど⋯
僕にはこれくらいしか言ってあげられない。
「今日でこの点滴一旦終わりなんだけど、あと1回だけ頑張ってみない？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「⋯⋯⋯⋯」
⋯⋯簡単に納得してはくれないよね。
この点滴が原因で毎日副作用に苦しめられてるんだから。
ｺﾝｺﾝ
ｼﾞﾝ「失礼します。あ、ごめん邪魔した？」
「いえ、いいタイミングです(笑)」
治療開始時間は迫ってるけど、無理やり始めるのは気の毒で
どう説得しようか悩んでいた時
タイミングよくジン先生が顔を出した。
ｼﾞﾝ「ん？なに、点滴まだ始めてないの？」
「すみません⋯ちょっと嫌になっちゃったみたいで」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「点滴したら絶対具合悪くなるの!!(泣)」
ｼﾞﾝ「じゃあやめるの？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「⋯⋯⋯」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1461人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むむりん(プロフ) - 赤ちゃんグク最高です😭オムツしてるグク可哀想だけバブみ強くてキュンキュンしちゃいましたpq 💕ジン先生に背中トントンされてるの想像したら可愛すぎました♡ (5月5日 20時) (
レス) @page32 id: 539d05090c (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます😊いつも読んでハートを押させてもらっています😊セブチの先生はジフンがいいですね。ジョングクとの添い寝はよかったですよ。 (4月28日 14時) (レス) @page31 id: 0f6c76ff0c (このIDを非表示/違反報告)
はこ(プロフ) - 更新沢山嬉しいです。何だかんだジン先生大好きグク可愛すぎます😆 (4月28日 11時) (レス) @page31 id: c6cc9639f4 (このIDを非表示/違反報告)
かや(プロフ) - 健気なジョングク…涙 このあとたくさん甘えられますように🥹 (4月27日 18時) (レス) @page29 id: 8b89e2190f (このIDを非表示/違反報告)
むむりん(プロフ) - 今日更新沢山で幸せです💕いつもありがとうございます！ジョングク健気で尊い、、セブチの好きな先生ジフンに1票です😆グズってるグクとジフンの絡み最高でした♪ (4月26日 22時) (レス) @page29 id: 539d05090c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうり | 作成日時：2024年3月15日 16時
