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緊張 ページ41
4人は緊張の中
3人は近所をキョロキョロし
ユンギはただ前だけを見て歩いた…
「ユンギ…大丈夫？」
YG「あはは…こんな緊張初めて…」
「初めて？」
YG「ライブだってなんだってリハがあって最後の挨拶で終わるけど…」
YG「待ってるのはファンじゃない…お父さんに嫌われたら？反対されたら？俺の日本語は通じるのか？不安しかない…」
…こういう所が普通で…
「嫌われても…反対されても…お父さんが決めることじゃないもん…私が決めるんだよ」
こんなこと言ったけど…
父は…
YG「A…」
「あっ！高橋さん！ジフンさん！」
高「遅いぞ！」
「すみません…ちょっとゴタゴタしちゃって」
ｼﾞﾌﾝ『おはようございます』
『お待たせしすみませんでした』
ｼﾞﾌﾝ『先程、お父様とお母様にお会いしました』
高『お父さん…もう飲んでるぞ』
『え？本当ですか？』
ｼﾞﾌﾝ『緊張されてるみたいです』
ナムジュンが皆んなに通訳してくれて…
ユンギの表情はもっと強張り…
高『紺野のお父さんいい人だからユンギ楽に行け…』
YG「はい」
戸の前で立ち止まり…
大きく息を吸い…
YG「よし！」
前だけを見て…
YG「失礼します」
のれんをくぐった
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作者名：mon | 作成日時：2023年3月20日 11時
