あそこでいいの？ ページ43
父と母が遅れて入ってきた私に怪訝な顔をし
私はユンギ達の一番後ろで正座し前で手を合わせ頭を下げた
父「ユンギ君…皆さん丁寧にご挨拶頂いてありがとう…頭をあげてください」
父「A…ユンギ君が挨拶をしてくれてるのに遅れて入って来て失礼だとは思わないか…」
「はい、すみません」
父「ユンギ君…これからもAは韓国に滞在する事が沢山あると思う…日本式の挨拶も悪くないが、韓国式の挨拶を教えてやってくれないか」
YG「…はい」
父「急にユンギ君のご両親にお会いしてご挨拶する時の為に…恥ずかしくない程度では無く、正式な作法を教えてやって欲しい」
YG「…はい」
父「それで高橋さん…彼たち今日帰るの？」
高「はい、17時の便で帰ります」
父「ここを何時に出れば間に合うかな？」
高「先に手続きをしてもらうので14時…遅くて15時までにはですかね」
父「よし！チャチャッと契約しちゃおう！」
父「ゆう子さん…契約書と規約書出して…はい皆んなここに集まって！」
父「高橋さんとジフンさんには事前に話をしました。」
父「何処をどうリフォームしてもいいよ！ただ１階だけはそのままにしておいてね！」
YG「お店とかですか？」
父「そうだね自由に使っていいけど、リフォームはしないでね！」
YG「はい」
父「…君たち本当にあそこでいいの？Aの住んでたマンションとか夜景が凄くてなぁ…ああいう所の方がいいんじゃないか？」
RM「これから日本の滞在が多く長くなる中、仕事をしてホテルの往復だけでは精神的に辛くなる…」
RM「どこかマンションをと見て回りましたがAさんとかのさんの居るあのマンションをお借りするのが1番僕達が落ち着くというかストレスなく毎日を過ごすことができるんです。」
父「そうか…君たちからのリフォーム内容の提案全て受け入れます…Aとかのちゃんの事を考えてくれてありがとう…」
YG「いえ、お父さんありがとうございます」
父「あっもう11時だ！早く契約して食事しよう」
やっと契約が始まった…
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作者名：mon | 作成日時：2023年3月20日 11時
