キム社長と秘書３

ずっと ページ43

燃えた



ものすごく燃えてしまった。




お風呂というのはある意味憧れで


俺にとっては未知の経験






しかもAさんのバスルームには大きな鏡があって


それはもう燃え上がった







『もう‥のぼせちゃうので‥』






一度思いきり求めあったら、

すっかりくたくたになってしまった。





『先に‥上がります‥』







ベッドで休ませてあげよう


そう思っていたのに





『‥一緒に寝ましょ』




そんなに可愛くひっつかれたら


止めることは無理な話で



１回



２回







自分でもどうにかなってしまったのかと思うほど


夢中だった。





『社長‥もぅ』






呆れられないかと心配になるほどだ。









何度も思うがAさんとのそれはすごくいい。




若いときのようなただ必死さとも違う


かっこつけなきゃという見栄もない

　




ただ好きという気持ちだけで



彼女と一緒に気持ちよくなりたい


気持ちよくなってほしい



お互いの全てを出し合って


愛を体で伝え合う





一つになりたい






そんなことを自然と感じるようになった





それは俺が歳を重ねたこともあるのかもしれないが


彼女だからこそ



唯一無二の存在だから




俺にとって運命の人 なのではないか


そんなことさえ思えるほどに、すべてが違う。





この人を絶対に手放したくない







『社長‥？』



NJ「ん？」




『どうかしたんですか？難しい顔してます』





NJ「どうやったらずっとここにいられるかと考えていた」



『ずっと？朝までいていい‥そうじゃなくてですよね』



NJ「ああ。この先の未来においてだ」

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